2026/07/12
暑中御見舞申し上げます
今日の写真は2018年の7月25日に撮ったもの。美しい朝の光に包まれた稲穂とカメムシ。
いうまでもなくカメムシは、農家にとっての害虫である。できつつあるお米の養分を注射針のような口ばしで吸い取って生きている。
厄介なのはここからである。栄養を吸い取られたお米は、食感や風味が落ち、黒褐色の斑点が出てしまう。
そしてその斑点のあるお米がどれほどの比率で混じっているかによって、お米の「等級」が決められてしまう。1,000粒のお米の中で
1粒(0.1%)以下であれば一等米。
3粒(0.3%)以下なら二等米。
7粒(0.7%)以下なら三等米となる。
当然、その等級によってお米の販売価格が変わってくる。
2023年の長野県のデータ(コシヒカリやミルキークィーン)を見ると、一等米と三等米では60kgあたり2,000円ほどの価格差が出てしまう。カメムシが厄介者となる理由がここにある。
7月の棚田は、稲穂が顔を出し、開花・受粉し、その実がお米になり始める季節である。
近年、40℃を越す酷暑日が年々増えてきている。殺人的な暑さといっても過言ではない夏の最中。皆様、くれぐれもご用心、ご自愛ください!!