- 紹介者:西村義一さん
- 息子さんと一緒の田植え作業。師匠は嬉しキビシイ! でも嬉しそうだった。
西村さんは、仰木自治連合会の会長を歴任され、「平尾/里山・棚田守り人の会」の初代会長として、また現在もその中心メンバーとして活発に活動されています。
≪平尾/里山・棚田守り人の会とは?≫
まず西村さんにご紹介いただいた生産者は、廣岡太兵衛さんです。西村さん曰く「彼は、仰木棚田米の中にあっても、最も質の高い、最上級のお米を作っている」とのことでした。廣岡さんは、現仰木自治連合会の副会長であり「守り人の会」の会長をされています。
西村さんも廣岡さんもともに「心優しい、村の世話役さん」というイメージがピッタリな方々です。お二人が作られる9月の新米が、今から楽しみです!
お申し込みは、西村さんか廣岡さんに直接ご連絡ください
- 西村義一さん
- TEL:077‐572‐2776
- 廣岡太平衛さん
- TEL:077‐572‐1225
一言「棚田日詩を見た」と言っていただいてからお申し込みください。
それで了解していただけます。
【価格について】
≪仰木棚田米の価格参考例≫
棚田の農業は平地の農業に比べて、遥かに多くのコストや労力が掛かってしまうと言われています。しかしそうはいっても、市場でそれだけ高く売れるわけではありません。生産性の低い棚田農業は、平地の農業に比べればかなり厳しい経済状況の中に追い込まれています。
加えて、就農者の高齢化と後継者不足に直面しています。「あと10年もすれば、棚田を守りする人間がおらんようになるやろうなぁ」「この 棚田も、山に戻るしかない」といった声が頻繁に聞かれるようになっています。ここでのお米の価格は、「これなら子供たちが何とか農業を継いでいってくれるだろう」という村の人たちの協議の結果だそうです。
ここでご紹介する「仰木棚田米」とは、単に仰木の棚田で採れたお米だということではありません。
次の4つの基準を満たしたお米だけを「仰木棚田米」と呼ぶことにしています。
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① 圃場整備される前の「昔ながらの田んぼ」で採れたお米であること
生産性を向上させるためには、湾曲した小さな棚田をいくつか集めて四角い大きな田んぼにする必要があります。それを圃場整備といいます。しかし圃場整備をすると、どうしても外の地域から土を持ってこざるを得ません。そうした土が、美味しいお米のできる滋養豊かな土になるまでに10年ほど掛かってしまうからです。
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② その田んぼが本来持っている「地力」以上の収量を求めないこと
それぞれの田んぼには、その土壌の地力に応じた収量というものが自ずと決まっています。
土地の地力以上の収量を求めると、余分な農薬や化学肥料に頼らざるを得ません。これがお米の味を落とす大きな要因となっているからです。
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③ 奥比叡の「山からの湧き水」で育てられたお米であること
生活排水などが混じると、お米の味が落ちてしまいます。但し、山の水は水温が低いため、お米は少し小粒になります。
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④ 安全・安心・美味しい、に情熱を持つ生産者によって作られたお米であること
安心で美味しいお米作りは、手間ヒマも掛かり、必ずしも経済的利益とは一致しません。だからこそ米作りに対するしっかりとしたコンセプトと情熱が生産者に求められると考えます。
お米の種類 |
数量 |
価格(円) |
備考 |
コシヒカリ |
白米 | 30kg | 12,000~16,000 | |
玄米 | 30kg | 11,000~15,000 |
きぬひかり |
白米 | 30kg | 11,000~15,000 | |
玄米 | 30kg | 10,000~14,000 |
コシヒカリ+きぬひかり |
白米 | 30kg | 11,500~15,500 | 1:1のブレンド米 |
玄米 | 30kg | 10,500~14,500 |
レーク65 |
白米 | 30kg | 11,000~15,000 | |
玄米 | 30kg | 10,000~14,000 |
滋賀羽二重(もち米) |
白米 | 30kg | 11,000~15,000 | 絶品!! 滋賀県下最高品質 |
玄米 | 30kg | 10,000~14,000 |
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●どんなお米が食べたいのか? お米のグレード、価格、送料などお聞きになりたいことは、遠慮なく生産者と相談してください。
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●申し込み数量は、5kg・10kg・20kg・30kgです。
但し、少ない数量ほど割高となります。
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●滋賀羽二重は、ご希望があれば来年からの作付けとなります。