
6月の棚田
上の写真は6月初旬のもの。ようやく稲がしっかりと根を張り、自立できるまでに育ってきたところ。
下の写真は6月中旬、「梅雨」の最中に撮影したものである。すでに稲は分蘖(ぶんげつ)を繰り返し、盛んに茎を増やしているところである。
「梅雨」はコメ作りにとって最もナイーブな季節なのかもしれない。梅雨の特徴である日照不足、低温、大雨等が心配となってくる。それが稲の成長(分げつ)を大きく左右しかねないからである。ひいては、それが秋の収量に直接影響してくるからである。「いもち」などの葉の病気も心配になってくる。その際、稲の生育環境(気温や水温、雨量等)の変化を注意深く観察し、稲の成長度合いに応じた細やかな水管理が一枚一枚の田んぼに求められてくる。そのナイーブな時期の棚田が下の写真である。
今年の関西の梅雨入りは6月4日、梅雨明けは7月20日前後だろうと考えられている。今年の梅雨がどんな梅雨になるのか? 全体的な予測はあったとしても、それはあくまで予測である。今年の現実の梅雨がどうなるのかは分からない。ただどんな梅雨になろうとも、奥比叡のお百姓さんの知恵と経験でその梅雨を乗り越えていかれるであろうことを私は信じている。
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