奥比叡の里より「棚田日詩」 | 2020 | 7月

2020/07/19

梅雨の中の暑中お見舞い

2日続きの長雨の後、つかの間の晴れ間を見ることができた。農道の水溜りに映る青空は、秋のような不思議な雲を浮かべていた。

今年は長い長い梅雨になりそうだ。雨と曇りの日が8月まで続きそうな気配である。稲にとっての日照不足が心配だ。

7月は、日本列島の広い範囲で豪雨災害が発生している。河川の氾濫、山間部の土砂崩れ、しかもコロナ禍の中でのことである。家や車が流され、土砂と泥水にのみ込まれて、多くの方々が犠牲になられた。テレビに映し出される恐ろしい映像に、しばし言葉を失う。

これからが夏本番。被災された方々、ボランティアで復興に携わられる方々、くれぐれもお身体、大切に!!