奥比叡の里より「棚田日詩」 | 気が付けば・・・ありがとう!

2014/02/16

気が付けば・・・ありがとう!

得意先からの依頼があり、昨年の11月から本業の仕事の方で新商品の開発が始まりました。加えて12月は、お歳暮商戦の只中にあり、慌ただしい年末を過ごしてきました。1月に入っても得意先への新年の挨拶回りや商品開発に手を取られ、中々忙しい年始となってしまいました。そんな訳で、HPの方は毎週更新するのが精いっぱいで、来訪者のカウントを見る余裕がありませんでした。商品開発も一段落し、先日久々にカウントデータを見てみると、何と閲覧数が15,000回を越えていました。HPを始めた当初からほとんど宣伝してこなかったことを考えると、この閲覧数はインターネットというものの不思議としか言いようがありません。

このHPは、矛盾した気持ちで始めました。片方では、一人でも多くの人々に、奥比叡の農業環境や里山の現状を知っていただきたい。できれば、美味しい奥比叡の棚田米を食べていただきたいと思っていました。反面、自分自身の写真と文章のお勉強のようなHPですので、余り多くの人々に見ていただくのは申し訳なくもあり、できるだけ「ひっそり」としていたかったという気持ちでいました。こうした矛盾した気持ちの中で、閲覧数の変化を眺めてきました。もちろんHPの世界では、1日に10万回や100万回の閲覧のあるコンテンツがあるとも聞いています。しかし私の写真と文章のレベルからして、この15,000回の閲覧は多すぎるようでもあり、嬉しくもあります。

私のHPへの延べ訪問者数は、現在10,000人を超えています。その2/3が外国の方々だということにも驚かされます。国別にみると20か国以上の人々に見ていただきました。日本と中国の方が3500人強でほぼ同数。アメリカが1,200人、ウクライナが500人、台湾350人、インド250人、ロシア200人、カナダ150人、ドイツ100人、他にルーマニア、パキスタン、インドネシア、韓国、香港、ベネズエラ、フランス、ブラジル、リトアニアなどの国の数十名の方々に見ていただいているようです。

10名ほどの中国の親しい友人には、HPの開設をお知らせしました。それ以外の外国の方とのお付き合いは、ほとんどありません。にもかかわらず、この広がりをどう考えたらいいのか?  不思議でなりません。ただ最近は、これこそがインターネットなのではないかと思い始めています。

ここに「棚田日詩」に訪問していただいた全ての皆様に、心からの御礼を申し上げます。本当に!本当に!ありがとうございました!