奥比叡の里より「棚田日詩」 | La・La・La♪ i・Ne・Ka・Li

2014/09/14

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昨日(9月13日)は、棚田オーナーたちによる稲刈りの日だった。主催は、このホームページでも度々紹介させていただいた「平尾  里山・棚田守り人の会」と「リビング滋賀」によるものである。年々参加者も増えているのか、総勢100人以上の人たちが朝の9時過ぎから稲刈りに取り掛かった。今年は残暑も弱々しく、湿度も低い。この日も、すがすがしい秋日和の中で気持ちのいい汗が流されていた。

ところで、「棚田オーナー制度」についてご存じでない方もおられるかもしれないので、ここで少し、私の知っている範囲で説明させていただこうと思う。

1992年(平成4年)、高知県の梼原町(ゆすはらちょう)の千枚田でわが国初の「棚田オーナー制度」が試みられた。その後、全国の中山間地の農村にこの制度が広まっていったようだ。現在どれくらいの地域でオーナー制が採られているのか? オーナーとなっておられる方が全国で何人くらいおられるのか?  といったことについては、正確な数字は持ち合わせていない。

ここ仰木では2006年、「平尾 里山・棚田守り人の会」によって棚田オーナーの募集が行われ、オーナーによる田植えや稲刈りが始まった。(続く)

*  年末に向けた仕事が忙しく、文章が中途半端になっています。落ち着いた段階で書き進めてまいります。