奥比叡の里より「棚田日詩」 | 2020 | 6月

2020/06/24

6月の棚田

5月の中頃から、膝が少し痛くなっていた。6月に入る頃には階段や坂道の昇り降りが辛く、田んぼに出ることもなくなった。今日は久しぶりの棚田。わずか一月ほど見ない間に、緑一面の田んぼに変貌していた。それが朝陽に輝いて美しい。この小さな写真では分かりづらいが、遠くの農道に軽トラックが来るのを待ってシャッターを切った。

4時20分ころ、朝陽の出る時間である。まだ薄暗い棚田の中で西村さんの軽トラックと出会う。今現在の稲の育ち具合を聞いてみた。「これからどうなるか分からんけど、今のところ順調!」とのこと。何故かホッとした気持ちで、棚田にカメラを向けた。