奥比叡の里より「棚田日詩」 | 2019 | 4月

2019/04/14

6年目、最後の更新

2012年の5月6日に始めた「棚田日詩」が、何とか6年目を終えようとしています。

久しぶりに閲覧数(約61400回)を調べて見ると、日本と外国の方々がほぼ半数になっていました。外国といっても20数か国の方々です。訪問者数で見ても、ほぼ同様の傾向となっています。以前は外国の方のほうが60:40ほどで、日本の方々より多く見ていただいていました。最近少し、日本の方々が増えてきたようです。

「棚田日詩」は、ほとんど宣伝してきませんでした。始めた当初は、閲覧数0の日も多く、やはりこんなものかと思っていました。それでも、落胆していたわけではありません。将来もっと多くの方々に見ていただけるようになる!と楽観していたわけでもありません。例え閲覧数が0であったとしても2年間は続けていこうと思っていました。このホームページは、「六十の手習い」というか、自分自身の勉強のためと考えて始めたからです。もちろん始める限りは、一人でも多くの方々に棚田や棚田農業、里山といったことに関心をもっていただくきっかけになればと思っていました。(「はじめまして」をご参照ください)

3年目からの「棚田日詩」は、訪問していただいた方々からの力をいただいて続けて来ることができました。これは謙遜でも大げさな表現でもありません。思い返せば、四苦八苦の連続を皆様に励まされてきた日々でした。

本当にありがとうございました。もう少し四苦八苦にお付き合いいただければ嬉しく思います。

2019/04/03

さくら便り・・・ようやく一輪

今年は雪も少なく、比較的温暖な冬であった。3月に入っても5月のような陽気の日もあり、「一本桜」の開花は例年より随分早いのではないかと思っていた。ところがこの2週間ほど、冬が戻ってきたかのような寒い日々が続いた。

下の写真は仰木から望む比良山系。昨日の比良山系には、ほとんど雪が残っていなかった。それが今日の夜中にすっかり雪山に変わってしまっていた。

それでも「一本桜」には、一輪だけの開花が見られた。もっともこの一輪は、既に数日前に蕾から花びらを出していたものである。ところが全く開く気配を見せなかったものが、今日ようやく半開きの状態になった。

 

 

今回の桜の写真は、どちらかというと開花直前のつぼみが主役。今日の「一本桜」の状態は、丁度一番上の写真と同じような感じである。開花がここまで遅れれば、小さな子供たちの入学式を「満開」の桜で迎えてほしいものである。