奥比叡の里より「棚田日詩」 | 暑中お見舞い申し上げます

2018/07/15

暑中お見舞い申し上げます

6月28日から7月8日、西日本・中部・北海道の広い地域にわたって未曽有の豪雨が襲った。山が土石流となって崩れ、川から溢れ出た激流が町や村を呑み込んでいった。昨日の報道では、死者197名、行方不明者49名、重軽傷者約220名、浸水家屋は25000戸を超えた。私の生きてきた半世紀の経験では推し量れない災害を目撃することとなった。地元の仰木でも崖が崩れ、あわや天神川をせき止める寸前であった。農林業被害についてはまだ報道されていないようだが、これも相当なものになるだろうと思われる。私個人については何かができるわけでもないが、被害に遭われた多くの方々が一日も早く日常を取り戻されることを願わずにはいられない。日本列島に住む全ての人々にとって、もはや他人事にはできない気象状況になっていることは間違いないようだ。

今日も非常な暑さである。被害に遭われた方々、救助や復興に当たられる方々、くれぐれも御身大切に!!!