奥比叡の里より「棚田日詩」 | 2024 | 12月

2024/12/15

耕作放棄地

今日の写真は、数年前から耕作放棄地となっている棚田の様子。やや右上に見える黒い木は、ここに残された柿の木である。人の手が入らなくなった田んぼ。棚田の土手を覆いつくす「枯れススキ」が風に揺れながら輝いていた。現状では、いずれ山に戻っていくしかないのだろうと思っている。

かつてここには、山から棚田を切り拓き、水路を巡らせてきた人々がいた。暑い日も寒い日も黙々と米作りに精を出す人々がいた。この「枯れすすき」の向こうにそんな人々の姿が見えたような気がした。

今年も早や師走。この一年、「棚田日詩」をご覧いただいた全ての皆様に感謝と御礼を申し上げます。2025年は、何よりも平和を願います。そして、全ての皆様のご健康とご多幸をお祈り致します!