奥比叡の里より「棚田日詩」 | 2026 | 1月

2026/01/12

写真展「今森光彦 にっぽんの里山を旅する」

1月10日、私の妻の智子さんの誕生祝いも兼ねて、

今森光彦さん 写真展に行ってきました。

その日は今森さんのギャラリートークもあって、

多くの人々が熱心にお話を聞いておられました。

それが下の写真です。

今森さんが日本全国の里山を訪ねてみたいと思われて、

旅を始められたのが2008年3月。

以来、この写真展を開催されるまで19年。

北の北海道から南の西表島辺りまで、

ジープ型SUV3台を乗り潰すほどの

過酷な旅となったそうだ。

お話を聞いているだけで、気が遠くなる作業、

日々の積み重ねであったと容易に想像される。

「里山」という強固な目的意識なしに

完遂できるプロジェクトではない。

恐らく今森さんだからこそ成し得た

「偉業」だと思っている。


写真展を進んでいくにつれて

妻と二人で「すごいねぇ! すごいねぇ!!」と

感嘆しきり。

日本列島2000年の原風景が

確かにそこにあったように思った。

今森さん曰く、

「日本全国200カ所を超える里山を訪ねてきたが、

改めて考えてみると、日本列島は、

個性的な里山の風景が

繋がりあってできているのだな、

とつくづく感じる。

美しいにっぽんの里山が

点ではなく

途切れることのない面となって

広がってゆくことを願わずにはいられない」

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今森さんの、19年にも及ぶ里山探訪の歴史が

この言葉の中に凝縮されているように思った。





写真展の詳細はここをクリックしてください

2026/01/01

明けましておめでとうございます!

「瑞雪迎春」とは、豊年を告げるおめでたい雪をもって春を迎えるという意味であるらしい。全体として縁起の良い、吉兆を表す言葉のようだ。

今日から始まる新しい年もぜひそうなって欲しいものである。何よりも平和、そして私も含めて、人々の暮らしが物質的にも精神的にも豊かになりますことを願わずにはおれません。本当に、心から願わずにはおれません。

今年一年も、淡々とボチボチと「棚田日詩」を綴ってまいります。お付き合いいただければ嬉しく思います。本年も宜しくお願い申し上げます。


* 先月の枯れた棚田に、一晩も雪が降り続けば今回のような風景になる。稲の切り株が雪に覆われ、白いお饅頭がいっぱい並んでいるように見えて面白い、美しい。