奥比叡の里より「棚田日詩」 | 2018 | 9月

2018/09/16

雨、遅れ気味の稲刈り

9月4日、台風21号は猛烈な風と雨を伴って奥比叡の棚田を襲った。多くの木々がなぎ倒され、吹き飛ばされてしまった農具小屋もあった。当然ほとんどの田んぼで、黄金の稲穂が倒された。家にいても恐怖を感じるほどの風が吹き荒れていた。

この9月に入って、晴れた日はほとんどない。毎日、何時間かは雨が降っているような気がする。いつもなら稲刈りが終盤に差し掛かっている時期である。多くの田んぼで稲刈りが遅れているようだ。

   今年は、生命の危険を感じるほどの酷暑の夏。そして、私が仰木に来て最も恐ろしい思いをした台風21号。その2日後には北海道胆振東部地震。9月の長雨も、まだ晴れない。気持ちが重い。

2018/09/05

2018・もうすぐ新米!

今年もようやく、新米が採れ始めました。今年は酷暑の夏。

どんなお米に育っているのか? 心配でもあり、楽しみでもあります。

昔ながらの棚田で採れたお米はいかがですか?


仰木棚田米を一度食べてみようと思われる方は、

下記のURLを覗いて見てください。


http://tanada-diary.com/tanada-products/fp_01

http://tanada-diary.com/7393


 ここはお米の生産現場であり、農業という経済活動が営まれている空間です。「昔ながらの棚田」の景観や「里山環境」がどんなに素晴らしくても、先ずはお米が再生産できる価格で売れなければ、あるいは買っていただくことができなければ、この環境を守り、維持していくことはできません。

私は都会で生活する一人でも多くの人々に、この地の美味しい棚田米を知っていただきたいと思っています。ぜひ一度、食べていただきたいと思っています。但しここでの「仰木棚田米」の応援は、私の勝手な行為であり、お米の売買には一切タッチしていません。

「昔ながらの棚田」で育てられるお米の量は少なく、限られたものです。もし申し込まれたとしても、在庫がなくなり、農家からお断りされるかもしれません。何卒、ご理解いただきますよう、お願い申し上げます。



9月8日(土)/楽しい稲刈り体験

おじいちゃん、おばあちゃん、お父ちゃん

お母ちゃん、子供たちもみんな一緒になって

昔ながらの稲刈りとハサ掛けをします

でも、ちょっと雨が心配!

【主催:平尾 里山・棚田 守り人の会】

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一番下の写真の大橋マミ子さんは、絵描き&物語作家をされています。とても癒される生きものたちの絵を描いておられます。

ぜひ、彼女の Facebook とホームぺージ hasuhana.com に訪問してみてください。