奥比叡の里より「棚田日詩」 | 2022 | 1月

2022/01/01

明けましておめでとうございます

新雪によって薄化粧された棚田が目の前に広がっていた。あまり雪の降らないこの辺りでは、もうそれだけで特別な一日の始まりとなる。もっともそうした感慨は、子供たちとカメラを持つ者に限られるのかも知れないが・・・

雑草に覆われた耕作放棄地のような所を歩いていると、突然小さな小さな野菜畑が現れた。ネギが育てられているのだろうか?  自然の山へと戻りつつある棚田の中にあって、その一角に人の意志が明確に描かれていた。なぜか分からないが少し心が嬉しくなった。

今年もコロナ禍のお正月となりました。次から次への変異株の発生もあって、パンデミックの世界的な収束はまだ少し先になりそうです。個人的に言えば、今しばらく「コロナにウツラナイ、ウツサナイ」という観点で生活していきたいと思っています。それでも、どんなに注意していてもウツッテシマウのがコロナなのかもしれません。更なるご用心!  ご用心!!

こうした時だからこそ、皆様のご健康とご多幸をなお一層強く願わずにはおれません。

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。