奥比叡の里より「棚田日詩」 | 2018 | 7月

2018/07/25

酷暑の朝 / Instagram

豪雨災害が去った途端、酷暑の夏が日本列島を覆っている。連日35℃を超え、地域によっては40℃を超す所もある。熱中症による死者は優に100名を越えていく勢いだ。正に「災害」と呼ぶに相応しい猛暑・酷暑である。

命の危険を感じる暑さの中で、農作業の立ち上がりも早い。日の出が始まる5時頃には、多くの軽トラックと出会うこととなる。棚田の土手の草刈りが始まる。それも6時頃になると、気温もどんどん上がり、汗にまみれて疲れ切った顔をした村人たちが棚田の土手に腰を下ろしている。小休止である。「毎日、これや。ええ加減、嫌になる・・・」  みんな年老いてきている。この時期の農作業は過酷である。

上の写真。朝霧が谷の間を流れていた。そこに昇り始めた朝陽が当たり、霧が赤く染まった。このおばちゃんは、自分で育ててきた野菜を採りに行くところだ。下の写真。早い田んぼでは稲穂が顔を出し始め、既に花を咲かせている稲もある。

 


Instagram

「棚田日詩」を見ていただいている方から、「田んぼ以外の写真も見せてほしい」というご要望が以前からありました。色々検討してみました。フォトブログ形式のものはデザインなどを自分で設定していく必要があるようで、私には少し敷居が高いように思いました。Facebookは、見ていただく写真が小さいように感じました。結局、Instagramにアップすることにしました。

これらの写真は、個人と友人たちで楽しむために撮ったものです。何十枚かの写真でShort Storyを作り、音楽を付けてスライドショーにしてきたものです。結婚式やお葬式、業界の宴会風景やライブなどの人物中心の写真は、プライバシー等の問題もあり省いています。写真の見方などは、コメント欄に書いていますので、ご面倒ですがお読みください。

これはパソコンで作り、アップロードしています。できればスマホではなく、ぜひパソコンで見て下さい。

「棚田日詩」を見ていただいている皆さんにご覧いただこうと思っているのですが、どうすれば見ていただくことができるのか?  まだよく分かりません。Instagramそのものが、分かっていません。とりあえず下記のタイトル名をクリックしてみてください。

タイトル名     Short_Story.36

 

もしこの方法で、私の写真に辿り着けないようでしたら、

Instagramの検索欄に

Short_Story.36

をコピーして貼り付けていただくか、入力してください。

宜しくお願い致します。

2018/07/15

暑中お見舞い申し上げます

6月28日から7月8日、西日本・中部・北海道の広い地域にわたって未曽有の豪雨が襲った。山が土石流となって崩れ、川から溢れ出た激流が町や村を呑み込んでいった。昨日の報道では、死者197名、行方不明者49名、重軽傷者約220名、浸水家屋は25000戸を超えた。私の生きてきた半世紀の経験では推し量れない災害を目撃することとなった。地元の仰木でも崖が崩れ、あわや天神川をせき止める寸前であった。農林業被害についてはまだ報道されていないようだが、これも相当なものになるだろうと思われる。私個人については何かができるわけでもないが、被害に遭われた多くの方々が一日も早く日常を取り戻されることを願わずにはいられない。日本列島に住む全ての人々にとって、もはや他人事にはできない気象状況になっていることは間違いないようだ。

今日も非常な暑さである。被害に遭われた方々、救助や復興に当たられる方々、くれぐれも御身大切に!!!